広く一般的に使われている眼圧計です。
眼科に来院したことのある患者さんであれば、一度は体験したことがあるかもしれません。目を開いて、そこに「シュッ」と風を当てる検査です。この検査では、一体何を検査しているのでしょうか?

答えは眼圧です。眼圧とはその名の通り、目の圧力です。
目は水風船のように、内部に房水という水分が含まれています。この房水が眼球内を流れることで、目は球形を維持できます。この水風船のような目が、パンパンに膨らんで固くなっているような状態を「眼圧が高い」と言います。

眼圧計は風を当てることで、目の表面を一時的にへこませます。「眼圧が高い」目では、短時間ですぐに戻りますが、「眼圧が低い」目では、元に戻るのにもう少し時間がかかります。この時間を測定することで、眼圧を測定しています。目に当てるのは空気だけですので、痛みもなく、目に優しい検査です。

「眼圧が高い」とどのような病気が考えられるのでしょうか?
緑内障という病気は眼圧が高いことが続くことで、その発症リスクが高くなると考えられています。失明の原因にもなる病気です。もちろん、眼圧が高いほかに、高齢や、家族歴、近視、その他の疾患(糖尿病や高血圧など)が緑内障のリスクをあげるので、一概に眼圧が高いだけで緑内障にはなりません。逆に眼圧が正常でも緑内障になる場合もありますので(正常眼圧緑内障と言います)、詳しくはご相談ください。

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