皆さんにもお馴染みの視力検査。ここでは少し詳しく解説してみます。

視力検査に使う「C」のマークはランドルト環と呼ばれています。これは考案者であるフランスの眼科医、エドムンド・ランドルトさんの名前に由来しています。

 

同時期に活躍した作家コナン・ドイル(医師でもあり、シャーロックホームズの生みの親)と友人だったと言いますから、大分以前から使われていることになります。正式には、ランドルトさんが1888年に考案し、1909年の国際眼科学会で制定されたようです。

ではランドルト環を使って、どのように視力が測定されるのでしょうか。
視力1の定義はおおよそ、「全体を視角5分に対して、視角1分を見分けられる」となります。更に視角とは目標物の両端と眼のなす角度のことで、1分というのは1/60°(60分の1度)です。
つまり遠く離れた「C」の直径と眼がなす角度が5/60°、「C」の切れ目の両端と眼がなす角度が1/60°である時、それを見分けることができれば視力1.0という事になります。

実際に測定する際には、できるだけいつも通りの姿勢、見方で測定するようにして下さい。目に必要以上に力を入れたり、細めたりする必要はありません。リラックスして測定しましょう。
現代ではスマートホンやパソコンなどで、目を酷使してしまいがちです。視力の低下は加齢でも当然ありますが、硝子体の異常など、他の疾患が疑われる可能性もあります。見え方が変わった、メガネやコンタクトが合わないと感じた、などあれば一度検査してみたほうが良いでしょう。

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