麦粒腫(ばくりゅうしゅ)とは

一般的に「ものもらい」と呼ばれ、主に黄色ブドウ球菌の感染を原因とし、まぶたの裏側などが腫れて痛む病気です。
まつげの毛根に感染した場合を外麦粒腫、まぶたの縁にある特殊な皮脂腺である「マイボーム腺」に感染した場合を内麦粒腫と呼びます。

麦粒腫(ばくりゅうしゅ)の症状

まぶたの炎症による痛みやかゆみがあらわれます。重篤な症状に繋がる事はほとんどなく、自然に治癒することもありますが、腫れがひどい場合には眼科を受診する事をお勧めします。

麦粒腫(ばくりゅうしゅ)の治療

点眼や内服で抗生物質を用いて治療します。化膿が悪化した際には、膿を排出させるための切開が必要になる場合があります。
通常は2~3日で症状は治まるので、患部を清潔に保つ事が必要です。